【これから家を建てる方へ】IROHA.IE(いろはいえ)に住んでみて

こんにちは、夢のマイホーム生活が始まった(令和3年2月現在)にぎり飯です。

我が家は、IROHA.IE(いろはいえ)という「定額制だけど自由設計」というコンセプトの家を建てました。

住んでみて2か月経ちますが、結論から言うと性能や価格にとても満足しています。

そのポイントは、「明瞭なルールと価格設定で、自由な設計ができる」こと。

今回はそのIROHA.IE(いろはいえ)のユーザー体験を記事にしていきます。

ではいってみましょう!

 

IROHA.IE(いろはいえ)のコンセプト

ここからのコンセプトと、品質・性能はIROHA.IEのサイトからの抜粋、そして私のユーザー体験が入ります。

価格が明瞭だから予算通りの家づくりが実現

とあるお母さん

建物以外にもいろいろ費用がかかるのよね。でも難しくてよく分からない…。

・付帯諸費用

・照明、カーテン、アンテナ

・付帯工事費

・制震金物

・建物確認申請費

・吹付け断熱費用

・建物本体価格30坪

全部コミコミで1680万円(税別)税込み価格は1848万円

必要なもの全部入ってて安心!しかもお得!

とあるお父さん

分かりやすくて安心!

でもなぜ安くなるの?

住宅製造メーカーLIXIL協力体制のもと、直接発注・仕入れで効率化。

いろはいえ   ⇔    製造メーカー

他社⇔販売店⇔問屋⇔商社⇔製造メーカー

中間コストを削減しています。

筆者にぎり飯

ちなみに、1年以上前に動き出した私の時は1680万円ではなく、1580万円でした…

価格に含まれないものは、

・地盤改良工事

・外構エクステリア工事

・上下水道接続浄化槽設置工事

・家具家電

・消費税

・登記、借入諸費用など

となっています。

 

自由設計でご希望のプランをご提案

ルールの中でなら間取りは自由設計

プランナーやコーディネーターがサポート!

筆者にぎり飯

私の場合は、ハウスメーカーの担当者が2名ついてくれました。

一定のルールはありますが、間取りなどは担当者に「あーだこーだ」言いながら、自分色のマイホームを設計していく楽しさは充分あります!

 

最新の設備・仕様・カラーから選べる

キッチン、バスルームなどの水回り、フローリングや建具などの内装材、外壁や屋根などの外装材は、最新の設備と豊富なカラーの中から、自分たち好みにセレクトできます。

筆者にぎり飯

LIXILのショールームにあるのすべてのカラーが選択できる訳ではなく…

標準以外のものは別料金になるシステムでした。

我が家はほとんど標準内で収めましたね。

 

IROHA.IE(いろはいえ)のルール

ルール1:間取りと床面積

延べ床面積:30坪(100㎡)以内かつ1F床面積55㎡以内

筆者にぎり飯

我が家は地価は高めだけど、利便性の高い市街地に土地を購入。

必然的に広くない土地にあったコンパクトな建物になるため、ちょうど良い感じでした。

間取り:4LDK以内であれば間取りは完全自由設計

筆者にぎり飯

我が家は、南側に2階建ての隣家が隣接しているため、吹き抜けに窓を4つと光を最大限採り入れる間取りにしました。

狙い通り、晴れの日の日中は電気なしで明るく過ごせています。

 

 

ルール2:30坪以内で建物の角が1階、2階あわせて12か所以内

四角形なら4か所、L字なら5か所と、土地の形状に合わせて設計できます。

筆者にぎり飯

我が家はシンプルに四角形の4か所でした。

購入した土地の形状が特殊だった場合は、使えるのかも。

 

ルール3:外部建具(窓・ドア)の種類と数

掃出し窓(外に出られる窓):3か所まで

腰窓(外に出られない窓):4か所まで

小窓(明かり取り、通風窓):11か所まで

勝手口・テラスドア(外に出られるドア):1か所まで

窓は、遮熱高断熱複層ガラス(空気層12mm)に金属性熱遮断構造一重サッシが標準です。

筆者にぎり飯

我が家は南側に2階建ての隣家があるため、目いっぱい光を取り入れるべく、標準内でつけられるだけつけました。

断熱性の弱点は窓と言われていますので、寒くならないか心配でしたが、全然大丈夫でした。

 

ルール4:内部建具(ドア・引き戸)の種類と数

部屋や収納の建具(ドア・引き戸)は家全体で出入り口5か所、水回り3か所、収納6か所まで自由につけられます。

 

屋根のカタチは5種類

切妻、寄棟、互い違い、片流れ、パラペットの5種類から選択できます。

筆者にぎり飯

我が家は、片流れにしました。

南向きにして、太陽光をソーラーパネルがしっかりキャッチすべく。

 

IROHA.IE(いろはいえ)の品質と性能

想定外の大地震に備えて

耐震等級3に対応しています。

震度6~7程度の地震の力の1.5倍に対して倒壊・崩壊しない程度。

地震に強い家で安心して暮らせます。

サンタスという国土交通大臣認定耐力壁が数か所つけられ、「耐震と制震」をしてくれます。

筆者にぎり飯

私は一応、火災保険と一緒に地震保険にも加入しています。

 

水から生まれた環境にやさしい断熱材

高い断熱性と気密性:高い気密・断熱性をもつ住宅は省エネルギー効果が高く、建物の冷暖房に要する光熱費を削減します。

優れた吸音効果:細かな連続気泡構造は高い気密性により外部の騒音や音の漏れを軽減し、生活音に気兼ねすることなく、快適に生活することが出来ます。

洗濯乾燥機を購入し、電気代が安い夜間に運転させていますが、寝ている間、音はそれ程気になりません。

人体に優しい:地球にやさしいウレタンフォーム素材として開発され、人体への影響も考慮し、アレルギーなどの原因とされる有害物質等も発生させません。

環境に優しい:水を使って発泡するのでオゾン層破壊や地球温暖化の原因となるフロンガスが全く発生しない、環境にやさしい断熱材

筆者にぎり飯

今のところ、親子ともに体調はめちゃくちゃ良いですね。

人体への影響は全くなさそうです。

ただ、子どもを叱ったときは外に多少声が漏れますね…苦笑

 

住まいまるごと「健康空気」

全熱交換型24時間換気システムが「健康空気」を室温に近づけて確実に供給し、同時に室内の汚れた空気は熱交換して屋外に排出してくれます。

外気を室内の温度・湿度に近づけて取り入れるので、お部屋の快適性を維持しながら24時間計画換気を実現します。

いろはいえの全熱交換型24時間換気システム
4か月後の全熱交換型24時間換気システムフィルター
いろはいえの全熱交換型24時間換気システム
掃除機で吸ってみて
いろはいえの全熱交換型24時間換気システム
何度か掃除機をかけてきれいになりました
筆者にぎり飯

ハウスメーカーの担当者には、「今は外の空気はPM2.5 とか何飛んでるか分からないですし、ずっと窓閉めてた方が綺麗ですよ」と言われていました。

実際に窓を開けなくても今のところ室内の空気は、確実に澄んでいます。

 

IROHA.IE(いろはいえ)に住むまでの流れ

我が家がIROHA.IE(いろはいえ)の家を建てると決めたのは、仲介業者の家を建てるにあたっての勉強会で得た知識をもとに、ハウスメーカーに求める優先順位が、

価格 ②性能 ③デザイン

となったからでした。

IROHA.IE(いろはいえ)の家を建てると決めてからは、ハウスメーカーの担当者2名と、間取りや外壁、屋根、内装などなど長い時間をかけて、建物のカタチを詰めていきました。

筆者にぎり飯

我が家の場合は、新型コロナが流行り出したため、中国で水回りの商品の納品が滞るなど、コロナショックがもろに影響し、引き渡し日が予定より2~3か月伸びました…。

 

IROHA.IE(いろはいえ)の実際

IROHA.IE(いろはいえ)の家に実際住んでみての感想ですが、

前述したようにとても満足しています。

具体的に、我が家の優先順位であった①価格、②性能、③デザインの順にみていきます。

 

IROHA.IE(いろはいえ)の価格

ハウスメーカーに支払った額は、建物の1580万円以外の諸経費でざっと600万円ほど高くなりました。

筆者にぎり飯

家の電力を賄える程度の太陽光パネル(パナソニックの4.5kw)を設置したため、100万円ほど上乗せに…。

蓄電池を工事なく入れられるようにしているので、蓄電池が世の中に広がり価格が下がったら、蓄電池&電気自動車の未来を描いています。

それでも、家を建てた同じ職場の人たちに聞いた額と比べると200~600万円ほど価格は抑えられました

 

IROHA.IE(いろはいえ)の性能

高断熱と高気密の家は、数10年間単位でランニングコストとなる光熱費をみると、コスパが良いことを学んでいたため、そこを満たしてるIROHA.IE(いろはいえ)の家には満足しています。

実際、令和2年の年末~令和3年の年始は、すごい寒気が来たため、毎日氷点下2~4度でしたが、家の中はエアコン一台でまったく寒くなく、床暖房はありませんが裸足で快適に過ごせました

筆者にぎり飯

新居に移る前は、古い木造アパートに住んでいたので、エアコンを30度にしても氷点下の日は寒さにふるえていました…。

その点、IROHA.IE(いろはいえ)の家は常夏のハワイのように感じました。

 

IROHA.IE(いろはいえ)のデザイン

いろはいえのシュミレーション
我が家の雰囲気でモノクロでどうぞ

デザインは合格点といったところでしょうか。

IROHA.IE(いろはいえ)と別に迷っていたハウスメーカーは、アウトドア的な外観が多く、個性的で魅力的でした。

その点、IROHA.IE(いろはいえ)は少し個性は劣るかなと思います。

しかし、ハウスメーカーの担当者と長い時間をかけて話し合った末に、目の前に実際「我が家」としてそびえ立つ家は、何とも言えない愛着があります。

そういう意味で、十分合格点といった感じです。

 

おわりに

いかがでしたか?

我が家のザ・庶民的な年収を踏まえると、この価格での、この性能・デザインは満足しています。

そして、標準ルールという枠がある程度決まっているのも、ある意味安心でした。

枠が広すぎて自由過ぎると、価格がどんどん吊り上がるのは明白だからです。

家造りはとても大変ですが、頭の中や紙面、画面上でしか存在しなかった「マイホーム」が眼の前に広がる圧倒的な存在感や、実際に「マイホーム」の中で家族と暮らす充実感は、賃貸やマンション、建売では味わえないと確信します。

 

ちなみに、LIXILのカップボードは21万円のところ、嫁さんの機転でネットでニトリの同等の機能のものを購入し、14万円ほど浮かせられました。

今回の記事がコスパ良き豊かな暮らしになれば幸いです。

では。