吹き抜けのある二階建て建坪30住宅で冬を快適に過ごせた内部事情

こんにちは、夢のマイホーム生活が始まった(令和3年2月現在)にぎり飯です。

今回は、マイホームを建てるにあたり、諸事情で吹き抜けを作ったのですが、そのユーザー体験をお話しします。

「吹き抜け」が気になるけど、実際どうなの?

という方はぜひご一読ください。

結論から言うと、

・工夫次第で吹き抜けがあっても寒くない

・採光ができて部屋が明るくなる

空間が広がり、気持ち良い

子どもが遊べる

空の様子がみえる

といった良い面が多くあります。

しかし、

・音もれ問題

・部屋などの床のある空間が減る

というデメリットもあります。

では、いってみましょう!

 

吹き抜けを作った我が家の経緯

南側に建っている二階建て隣家問題

長期的な利便性を考え、街中に土地を購入した我が家。

郊外と比べると地価が高いため、土地は必要最低限の広さに。

購入後、アタマを悩ませたのが、南側に2階建ての隣家がそびえ立っていること。

そうです、日当たり問題です。

洗濯物干しは洗濯乾燥機に任せてしまうとして、

ハウスメーカー
担当者

リビングが暗くなってしまうのでは…

そういう懸念がハウスメーカーの担当者から挙がってきたのです。

 

吹き抜けのある天井が高いハウスメーカーへの憧れ

今回のハウスメーカーと契約する前、二社のどちらにするかで悩んでいました。

そのハウスメーカーのモデルルームは、吹き抜けのある広々としたリビングでそれはもう魅力的でした。

そんな中、挙がってきた日当たり問題。

ハウスメーカー
担当者

吹き抜けを作って、窓を多くつけるという手もありますが、2階のスペースが減るからですね…

筆者にぎり飯

吹き抜け!良いですね!それが良いです!

という訳で、リビングに吹き抜けありきの間取りで話しが進んでいきました。

 

二階建て建坪30坪住宅の吹き抜けにつけたオプションたち

しかし、リビングで吹き抜けというと懸念されるのが、寒さ問題。

そこで我が家は、下記のオプションをつけました。

 

ファン

暖気は上へ、寒気は下へ行く法則へ対処すべく、風の流れを上向き・下向き、強・弱と変更できるファンをつけました。

 

リビングと寝室をつなぐ室内窓

リビングの空調を寝室に取り込み、光熱費を抑えられないかと模索した結果、写真のような窓を取り付けました。

 

エアコン

LDKは16畳です。

しかし吹き抜けがあること、寝室までの空調を狙っていることを伝えると、家電量販店では一番大きいサイズを勧められました。

メーカーは、家電量販店で色々お話しを聞きましたが、我が家は自動掃除機能が決め手となり、パナソニックのエオリアにしました。

簡単な紹介では20畳用となっていますが、パナソニックのサイトで商品の詳細について調べると目安は17~26畳となっています。

室温などをAIが管理する機能があり、それを使用しています。

 

リモコンで向きを変えられるライト4つ

その他、採光が足りない可能性を見据え、ライトを4つ取り付けました。

リモコンで向きや光量は調整できます。

 

吹き抜けのある二階建て建坪30住宅の実際

ここからはメリットとデメリットを実際の写真とともに述べていきます。

吹き抜けのある二階建て建坪30住宅のメリット

まずは以下のメリット5つから。

エアコン1台で寝室まで暖かい

部屋が明るくなる

空間が広くリラックスできる

子どもが遊べる

空の様子がみえる

 

エアコン1台で寝室まで暖かい

前述したように20畳用エアコン1台のみの稼働でリビングと寝室は暖かいです。

どれくらい暖かいかというと、屋外は氷点下の日でも家族裸足で快適です。

氷点下になった夜も寒さを感じることなく、寝室で眠ることができています。

ちなみに、室内窓と寝室のドアは開放して寝ています

筆者にぎり飯

家電量販店では、1台で暖かくなる補償はできないと言われ、2台目は安くなる口車に乗せられ、寝室にもつけちゃいましたけど、まったく使用していません…。

にぎり妻

そして、電気代を抑えるためにファンを止めてみていますが、体感としての暖かさは変わりませんでした…。

また、暖かい家である前提条件として、気密性と断熱性が一定レベルにある必要があります。

我が家はそうした性能も重視したため、エアコン1台で暖かく過ごせているのはあるとは思います。

 

部屋が明るくなる

一応、吹き抜けの位置や大きめにしたリビングの窓の間取りをちょうど、南側の隣家同士の間の駐車場の位置にしたり、採光のための工夫はしました。

結果的に、今のところ昼間は電気をつけなくても明るく快適に過ごせています

何よりも吹き抜けの窓から差し込む日差しが心地よいです。

 

空間が広くリラックスできる

ダイニングテーブルに座って過ごしている際、圧迫感がなく空間が広く感じます

また、リビングで横になって天井を仰ぐと、この空間が目の前に広がります。

視界が広がり、遠くに視線を送れるのでリラックスできます。

私はここで毎朝カラダメンテナンスをして、カラダを軽くして仕事へ行っています。

 

子どもが遊べる

寝室とリビングが窓でつながっていることで、子どもたちが遊び出します。

ボールや紙を落としたり、遊び方は多彩です。

子どもの遊び心を刺激してくれる感じでしょうか。

構造上必要となった吹き抜けの2本の柱に、ロープを吊り下げるのも面白そうだなあ…などと思惑中です。

 

空の様子がわかる

写真のように月が顔を出し、子どもが教えてくれたりします。

飛行機が飛ぶ様子や雪が舞うのがみえたり、リビングと空の様子がつないでくれている感じで悪くないです。

横になり、雲が流れていく様子を眺めるのも気持ちよいです。

 

吹き抜けのある二階建て建坪30住宅のデメリット

デメリットは以下の2つです。

寝室にリビングの音がもれる

・部屋などの実用的な空間が減る

 

寝室にリビングの音がもれる

リビングのエアコンの暖気を寝室へ送るために取りつけた室内窓は、常時開放しています。

そのため、リビングの音が響きます

今は子どもが小さいため、基本的に親と同じ時間に同じ空間で過ごすため、問題はそれほどありません

しかし、今後子どもが深夜に一人でリビングでテレビを見だしたりすると、室内窓を閉め、寝室のエアコンを稼働しないといけなくなるかもしれません。

 

部屋などの実用的な空間が減る

吹き抜けの空間は当然、本来は部屋だったり、ベランダになることもできました。

夫婦と子3人の5人暮らしの我が家は、狭い土地に必要最低限の広さの建物にしたので、吹き抜けをつけた分、始めは「狭く感じるかな~」と不安でした。

しかし、子ども部屋はほとんど使っていない状態でありながら、今のところ快適に過ごせています。

 

おわりに

最後にまとめます。

吹き抜けがある我が家まとめ

エアコン1台でもリビングと寝室が暖かくなる。ポイントは以下の4つ。

 リビングと寝室をつなぐ室内窓

 リビングの実際の大きさより広めのエアコン

 一定水準の気密性・断熱性の住宅

 ④ファンは必須ではないかも…

吹き抜けがあると、部屋が明るくなる。そして空間が広がり、気持ち良い

子どもが遊ぶ。空の様子がわかる豊かさがある

デメリットもありましたが、子どもが小さい間はほとんど感じない程度のものです。

総じてとても満足しています。

結論から言うと、吹き抜けのあるマイホームはおススメです!

 

今回の記事が読者の方の素敵なマイホーム造りの参考になり、豊かな子育てlifeの一助になれば幸いです。

では。