ちまたにあふれる様々なトレーニング。
たくさんあり過ぎてどれをすればいいか悩みますよね。
今回は野球少年に向け、You Tubeで公開されたプロ野球のトレーナーが教える5つのトレーニングをご紹介します。
あの最速165m/hを誇る「令和の怪物」佐々木朗希選手も実践しているトレーニング(とのこと)。
トレーナーの指示に従い、実際に佐々木選手がトレーニングを行っています。
その詳細を文字とイラストでまとめてみましたので、ぜひご一読&実践を!
少年から大人まで|佐々木朗希がプロ野球のトレーナーと練習しているトレーニング動画①
はじめの動画はスクワットを応用した、お尻まわり、股関節まわりのトレーニングとなっています。
基本の姿勢は以下です。
トレーニングの手順は以下です。
①膝を曲げお尻を後方&下へ下げる
②膝を伸ばしながら片足のももは「へそ」から「みぞおち」付近まで上げる
③ ①と②の左右の足を入れ替えながら20回繰り返す
ポイントは以下です。
・立ったときにバランスよく綺麗に立っていること
・軸足のお尻の筋肉に力が入っている
少年から大人まで|佐々木朗希がプロ野球のトレーナーと練習しているトレーニング動画②
次の動画は「バランス」と「股関節まわりの使い方」のトレーニングとなっています。
基本の姿勢は以下です。
①片足立ち
(膝の高さはへそ〜みぞおちにして、まっすぐ立つ)
トレーニングの手順は以下です。
①片足立ちした足を後ろに引く
②同側の手を前に伸ばす
③左右それぞれ20回繰り返す
ポイントは以下です。
・体はまっすぐ保つ
・遠くのものを捕るようなつもりで手を伸ばす
動画では述べられていませんが、動きの起点となっている足の付け根(股関節)に手をそえるとバランスをとりやすいと思われます。
少年から大人まで|佐々木朗希がプロ野球のトレーナーと練習しているトレーニング動画③
3つ目の動画は「バランス」のトレーニングです。
2人1組で行います。
基本の姿勢は以下です。
片足を浮かして足は後方、手は前方にする
トレーニングの手順は以下です。
①パートナーは相手の足を浮かした同側の手を持つ
②パートナーは前方の左右・上下、色々な方向へ手を持って行く
③トレーニングを行う側はバランスを保つ
④30秒くらい行い、左右入れ替え同様に行う
ポイントは以下です。
・重心は股関節でコントロールし、バランスをとる
少年から大人まで|佐々木朗希がプロ野球のトレーナーと練習しているトレーニング動画④
4つ目の動画は「体幹」「腹筋」のトレーニングです。
基本の姿勢は以下です。
・腕立ての開始の姿勢
(手と足は肩幅に開く)
トレーニングの手順は以下です。
①片手を離し、反対側の肩をタッチする
②左右の手を入れ替えながら交互に30秒間行う
ポイントは以下です。
・体がブレないようにバランスをとる
・骨盤は同じ位置でキープする
少年から大人まで|佐々木朗希がプロ野球のトレーナーと練習しているトレーニング動画⑤
最後の動画は「腹筋」のトレーニングです。
基本の姿勢は以下です。
①両手を合わせ、頭の上に持っていく
②顎を引いて頭を持ち上げる
③膝は伸ばしたまま両足を浮かして、「く」の字を作る
トレーニングの手順は以下です。
①一旦、上げた足を下ろす反動で上体を浮かす
②手と足の距離は変えず「く」の字をキープしてゆりかごのように揺らす
③ ②を30秒間続ける
ポイントは以下です。
・腹筋に入った力を抜かない
・呼吸を止めない
おわりに
いかがでしたか?
正直、プロ野球のトレーナーが実際にプロに指導しているトレーニングをこういう形で公開するのは大変貴重です。
今からでも遅くないのですが、できれば私も子どもの頃から実践したかった…。
ストレッチに関しても同じように5つ紹介されています。
紹介されているストレッチを行ったあとは、全身の動きがしなやか、かつ力強く感じることができるので、大変オススメです。
肩こりを感じている大人の方も効果テキメンです。
ぜひ読者の皆さんも親子で実践し、しなやかで強靭な身体を手に入れ、怪我なくスポーツをエンジョイしましょう!
では。
登場するトレーナーさんは菊地大祐さんという方です。
千葉ロッテ公式サイトによると、経歴は、新潟県立新潟北高校-湘南医療福祉専門学校-広島(トレーナー’04~’06)-東京ヤクルト(コンディショニングコーディネーター’07~’16)-千葉ロッテ(コンディショニング’17、ストレングストレーナー’18)とのことです。
①足を肩幅強に開く
②背筋は伸ばしたまま、手を前で組む