育児の悩みの一つ、寝かしつけ。
以前、我が家の解決方法としてバランスボール寝かしつけをご提案しました。
しかし、バランスボールではリビングのインテリアとしては浮いてしまいます。
物置に置かれ、いざ子どもの寝かしつけに使おうとしても、すぐに使えないという可能性が…。
そこで今回は、バランスボール同様にカラダに優しく楽に子を眠りにいざないつつ、インテリアとしても申し分ないアイテムLaLaCoについてご紹介します。
インテリアとしても十分なため、出産祝いの贈り物としても使えます。
1~2分読めば、LaLaCoの魅力を知ることが出来ますので、ぜひご一読下さい。
もくじ
LaLaCoとは?

赤ちゃんが寝るまで、立ちだっこでゆらゆら。
長時間の寝かしつけでヘトヘトのママを手助けしたい・・・その思いで生まれたのが、
世界初!座りだっこで赤ちゃんをあやすイス「LaLaCoチェア」です。
夜泣きで起こされても、立ちだっこで歩き回る必要はありません。
赤ちゃんに“人肌のぬくもり”と“安心感”を与えながらあやすことができます。
http://www.ah-pro.com/

椅子に座っててあやすことが出来る?どういうこと?
体重で座面を押し込み、バネの反動で浮遊感のある揺れを起こします。
安定感のある心地良い上下の揺れで赤ちゃんを眠りに誘います。
約3分から5分くらいで赤ちゃんの寝かしつけに成功した報告が多数寄せられています。
http://www.ah-pro.com/

まさかの椅子が弾むという…
LaLaCoの威力
論より証拠としてこちらの動画は説得力があります。
TVショッピングみたいなヤラセ感はなく、3人の子どもさんで検証されています。
結果は寝付くまで、
1人目→3秒
2人目→13分
3人目→6分30秒
と、リアルな効果が実証されています。
2人目に関してはやや長く感じるかもしれませんが、普段は抱っこひもで抱っこして、2~3時間かかるとのこと。

(寝るまで)かなり速い!家事のことを考えると(寝かしつけが)短縮されると助かる
とお母さんは驚かれていました。
なぜLaLaCoで寝るのか

ここからは、なぜLaLaCoでお子さんが眠るのかを生理学的にご説明します。
親子の呼吸や心臓のリズムが一体化する
『寝かしつけ場面で、養育者が子どもに対して「抱っこ」「揺らし」のダイナミクスを仕掛けると、呼吸および心拍間隔変動と関係し、それらは引き込み現象の生起を起因し、子どもの「ぐずぐず」を軽減し入眠を促進する』
「一定のテンポで振動を与える行動の反復性が、子どもの睡眠を誘発させる上で重要な機能をもっている」
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26350953/26350953seika.pdf
上の引用をまとめると、
一定のテンポで抱っこしながら、楽な気持ちで弾む
↓
親子の呼吸や心臓のリズムが同調
↓
興奮が静まり、眠りスイッチが入る
と、生理学的にも説明がつくようです。
LaLaCoから受ける親のカラダにとってのメリット

ここからは、LaLaCoを使用することで受けられる、親のカラダにとってのメリットを述べていきます。
LaLaCoでバウンドをすると体幹のインナーマッスルが働く
バウンド中とバウンド前後の体幹筋活動と脊椎カーブを比較したところ、バウンド中の外腹斜筋、腹横筋/内腹斜筋、腰部脊柱起立筋ならびに腰部多裂筋の筋活動は有意に高い値を示した。
file:///C:/Users/masakazu/Downloads/shuron-24-31.pdf
上の引用で登場する筋肉は、体幹部のインナーマッスルと言われる筋肉です。
これらの筋肉は普段、コルセットの役割をしており、腰を安定させてくれています。
腰が安定化すると、痛みなく、手足が軽く動きやすくなります。
LaLaCoでバウンドをすると姿勢が良くなる
バウンドにより腰部周辺が伸び縮みを繰り返すことで、姿勢保持に必要な筋群が収縮して、徐々に背筋が伸びたことでバウンド後に脊椎カーブが改善した。
意識座位姿勢は姿勢保持に必要な筋活動が少なく、胸腰部の反りが強調された不良姿勢がとられた。
腰仙椎直立座位姿勢では、姿勢保持に必要な筋活動がみられ、腰椎は生理的前彎、胸背部は後彎した良い座位姿勢がとられた。
file:///C:/Users/masakazu/Downloads/shuron-24-31.pdf
腰仙椎直立座位姿勢とは骨盤を立てた姿勢です。
上の引用のように、普段は意識しても働かせにくいインナーマッスルを、LaLaCoで弾むことで働かせることで出来るのです。
その結果、本来ヒトが持つS字カーブの機能的な姿勢を取り戻すことに繋がる訳です。
LaLaCoで弾む
↓
S字カーブの機能的な姿勢を取り戻す
↓
楽に手足にチカラが入る
↓
心地よく、きつくない

ちなみに、産後は先程のコルセットの役割をするインナーマッスルが伸びきった状態で、腰回りが不安定です。
そうしたリハビリにも活用できる可能性もあります。
今回使用した引用は、バランスボール上でカラダを弾ませた場合に起きた筋活動や姿勢の変化です。
LaLaCoで弾むメカニズムは、バランスボール上で弾むことと同じと思われ、同様の効果が期待できると思われます。
LaLaCoのお値段
気になるお値段ですが、『54,780円 (税込)&送料別』です。

ちょっと高すぎじゃない!?

そこは実際そう感じます…けど、こだわっているんです!
サイトで見てもらうと詳細は述べてありますが、私見でのポイントは以下です。
①安心の日本製
②安心の耐久性
→自動車と同等のサスペンションを使用!長年使っても衰えない反動力!
③安心の安全性
→外部機関で品質試験をした結果、13項目全てクリア!
→安定性試験では推奨値の10倍以上の圧でも転倒せず!高い安全性を担保!
④こだわりのデザイン
→欧米のデザイナー高級家具のようなデザイン。
→脚は天然木で、美しい木目が高級感を演出。
→そのため、「思い出が残るインテリア家具」として長年活躍する!
『安全性や耐久性の高さが担保され、かつデザインが良く長年リビングで使える』
というのが値段の高さの理由のようです。

にしても高いなあ…

安心して下さい!
何と「6か月レンタル」もできるようです!
しかもなんと『19030円 (税込) &送料無料』です!

月額3000円くらいか…
要検討ですね。
おわりに
いかがでしたか?
最近は、以下の東京都の公共施設でも設置され出しています。
・東京都立産業貿易センター 台東館
・公益財団法人 東京しごと財団 東京しごとセンター
・複数の都立特別支援学校
そして、シニア世代のエクササイズグッズとしても活躍中です!
前述したように、インナーマッスルに刺激が入ることは、足腰の強化に繋がりますので、転倒予防など様々なメリットが考えられます。
自身のお子さんの寝かしつけグッズとしてはもちろん、出産祝いの贈り物としても、喜ばれることでしょう。
お子さんがいない間にエクササイズとして、利用しても良し。
LaLaCoを購入できるサイトはこちらLaLaCo chair (ララコ チェア)です。
6か月レンタルのLaLaCoは下のリンクからどうぞ。
今回の記事が、皆さんの豊かな子育てlifeの一助になれば幸いです。
では。
ちなみに、姿勢が良くなることで、カラダが軽くなるメカニズムが気になる方は、↓をご覧ください。
こんにちは、にぎり飯です。
解剖学、生理学などをベースにリハビリを提供する、作業療法士をしています。
今回はLaLaCoについてのご紹介と、寝かしつけられる理由やカラダへのメリットを解剖・生理学的に解説します。